薬剤師国家試験の勉強とは?

「今日も帰り遅くて嫌になっちゃうよ、あーやること沢山で終わらないよ〜」

これは、
バイトやサークルに日々精を出していて、
充実していますアピールをしてくる大学生のセリフでは断じてない。

職場の先輩のセリフである。

この先輩は、
僕からするとかなりの大先輩で、
薬剤師としての経験は20年近くにもなろうかという人である。
勉強熱心で薬の知識に関しては部内でも1、2を争う。

だが、
この人には欠点がある。
完ぺき主義なのか、
自分で自分の仕事を増やしてしまうのだ。しかもあまりやる意味がないような仕事まで…。

そして自分で自分の首を絞めた結果、
仕事が終わらないと嘆いている。

完全に一人相撲なのである。

僕もよく、
冒頭のような愚痴を聞かされるが、
自己責任なのではないかといつも思っているのだ。

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つまるところ、
薬剤師国家試験勉強とは何だろうかと考えてみる。
というか考えた。

僕は
ひたすら整理に尽きるのではないかと思う。

文字の海から大切な部分を拾い出し、ラインを引いて、付箋をつける。
そして、もう見る必要のないものは、付箋を剥がしていく。

これが真髄なのではないか。
この見る必要のないものの付箋を剥がしていくっていうのがとても大切なことで、

やることを増やしていくだけでは、
僕の仕事の先輩のようにどんどん自分の首が絞まっていくからだ。

何度も正解した問題を、
不安だからと言って永遠に復習しても
点数は上がらない。

出来ないことを出来るようにするからこそ、点数が上昇するのだ。
と、すれば正解した問題や、
既に暗記してしまった事柄の確認は、
最小限にすること。

大丈夫、
模試で間違えたらまたその時復習すれば良いのだ。

足し算だけではなく、
引き算も考えることが大切である。
ではまた明日。

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