薬剤師国家試験予備校での実際に失敗した勉強法とその修正について

薬剤師国家試験いくつか勉強法を考えて実践していた僕であるが、
普通に失敗したものもある。
今日はその失敗した勉強法について書く。

薬剤師国家試験予備校である薬学ゼミナールの一年コースでは、
全範囲を3周する。(僕は第101回薬剤師国家試験受験のため、今のカリキュラムは多少変更があるかもしれない)

僕は、
1周目、2周目、3周目と、
講義回数が増えるたび、授業内容や視点を変えたり、
青本の内容を更に深掘りするのだろうという予想を立てた。

そのため、

1周目は緑
2周目は青
3周目は…
と、アンダーラインをひく線の色を変えて、いくつかの色が重なったところを大切にする予定だった。

このラインの色を変える作戦というのは現役時代も僕はやっていて、かなり有効だった。
マーカーの色を授業ごとに変える。すると最重要事項は線が重なり浮き出てくる

だが、
授業は、
1週目は青本講義
2周目は軽い青本講義と過去問演習と解説
3周目は青本講義はほぼ行わない。問題演習。
と、ずっと青本講義をしているわけではなくラインの色を変える作戦は失敗した。

何より失敗したと思ったのは、青本を使う講義の内容が、2周目もほとんど変わらないことだった。
スピードアップや省くことはあるが、ラインの色を変えることによるメリットはないように感じた。

今考えてみると当たり前だ。
僕の現役時代は講義をする人がそもそも違っていたが(上の記事参照)

今回は何周しようが講師は同じである。
つまり何周しようが違う視点などあるはずもなかった。

2周目でいち早くその失敗に気づいた僕は、
1周目、2周目とラインの色を変えるのはそのままに、
さらに
・直前講座の問題で自分が間違った内容
・薬剤師国家試験模試で自分は間違えたが、正答率が高い問題の内   容
・他予備校の薬剤師国家試験模試で自分は間違えたが、正答率が高い問題の内容(青本に載ってない場合はラインでなく書き込み)
と色を変えることにした。
この修正はなかなか有効だった。

結局、間違えるところは大抵何度でも間違えるので、
間違えるたびに線をひく。
間違える部分は青本内でアホほど強調されるようになり、自動的に覚えた。

余談だが覚えられない運命のものはもう時間の無駄だから覚えないという方法もある。
覚えられないものは覚えなくていいという裏技

勉強法も、
仮説を立てて考えて、
検証してみて修正していくことでより良いものになるはずである。

今日の前半に書いた1周目、2周目…とアンダーラインの色を変える方法は真似しないでほしいが
後半に書いた講義内容と自分の間違えた内容を色分けするのはかなり有効な勉強法であると思う。
ぜひ参考にしてほしい。

ではまた明日。

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