薬剤師国家試験に受かるため、参考書は欄外も読め

昨日は大学時代の先輩と、
3人で一日中お酒を飲んでいた。
僕たちは、
病院、企業、薬局とそれぞれが違う場所で働いており、
一月から二月に1度くらいの頻度で集合しては、
近況報告や悩み相談等を行っている。

様々なお店を回って少しずつお酒とご飯を食べながらお互いの話をしていく。
次第に場が温まってくる。
その過程で、ふと先輩のお酒に関するうんちくが飛び出した。
なんでこんなことを知ってるんだよwと思い、
聞いてみると、
お酒の雑学系の資格の勉強をしているらしい。
参考書を持ち歩いていて、
暇な時間は常に勉強をしているとか。

ページを手繰りながらその先輩が言った言葉が名言だった。

「こういうのは欄外が大切なんだよ。青本もそうだった」


ああ、たしかに。
たしかにそうだった。
僕の参考書は青本だったから、
それ以外の参考書についてはよくわからないが、
青本の欄外には大切なことが書いてあることが多かった。

想像でしかないが、
2年間国家試験の勉強を続けた僕が得た(おそらく当たっているであろう)知見を書く。

ひとつ前の国家試験の問題を見て、欄外の文章は追加される。

100回の薬剤師国家試験を見て、101回用の青本を作成するということである。
何を当たり前のことを、と思わずに読んでほしい。
青本は膨大な量のページ数があるため、
その年の薬剤師国家試験が行われるはるか前に、作成が始まるだろう。
薬剤師国家試験が行われる日には9割ほど完成しているはずである。

そして、
その年の薬剤師国家試験をみて、
内容を追加するのだ。
文章や型はほぼほぼ出来上がっているのだから、
今回の国家試験を踏まえて、
次回の薬剤師国家試験受験者に伝えたいことは、文章のつながりがない欄外に書くしかない。

ということは、
欄外こそがヤマであり、どうしても受験者に伝えたいことなのではないかと僕は思う。
実際に、
薬ゼミの模試では青本欄外の知識も問われているし、
青本本文は、2年分を比べてみただけだとさして変わりがないように思える。

ただ、
もちろん、ヤマよりも何よりも大切なことは、
ベーシックな内容であり、地道な努力である。
それを心に留めたうえで、青本欄外の勉強をしてほしい。
勉強というか、まだ知識が足りないうちは、読んでおくくらいで問題ない。

先輩との何気ない会話中に思い出したことから今日の記事を書いた。
ではまた明日。

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