薬剤師国家試験をもう一度受けるなら、去年の青本は捨ててしまえ

せっかく一年かけて作り上げた参考書であるが、
次の一年では使わない方が良い。
その理由について今日は書いていく。
僕が使っていたのが青本なので青本と便宜上呼ぶが、
その他の予備校が出している参考書でも同様である。
効率よく合格したかったら最新のものだけを使用すること。

国家試験を踏まえて青本の内容が増えている

当たり前だが、今回の薬剤師国家試験の結果を考慮して、
内容が濃くなっているだろう。
主にメモ欄だろうが、
それでも、もちろんページ数もズレてくる。
参考書の後半になればなるほどページのズレは大きくなるだろう。
するとどうなるだろうか。
授業についていけなくなるのである。

指定されたページをすぐに開けないと授業にはついていけない。
去年の青本と今年の青本を両方開いて授業を受けている人もいたが、
ちょっとそれは頭悪すぎだろうと思った。

授業で強調される場所が違う

薬剤師国家試験の内容を鑑みて授業を行なっているとするならば、
去年と今年は強調される場所が微妙に違っているはずである。
去年の青本を使っていたら、余計な部分をめちゃくちゃ大切に勉強してしまうかもしれない。

その参考書で落ちた

1年間書き込んで作り上げた参考書で落ちている。
ということは、
何かが足りていないということだ。
単純に暗記が足りないかもしれないが。
だから、もう一度最初から参考書を作ったほうが良い。
今度は受かるためのものを。

既に線を引いてあると慢心が生まれる

もちろん線を引くだけが授業を受けるということではないが、
既に線を引いていると授業中、手をあまり動かせないことになる。
耳で聞いて、見て、手を動かして初めて頭に入ってくるものだ。
マークがすでにされていることに満足して授業を舐めて集中しないパターンもありうる。

去年の内容を写すのも時間の無駄

書いた通り写すのも時間のムダだ。
青本を9教科全て合わせるとページ数は無限大である。
遊戯王で言うとフィールドのモンスターを生贄にしたオベリスクの巨神兵の攻撃力ぐらい無限である。ふざけた話を言った後で申し訳ないがこれを覚えておいてほしい。
作業と勉強は違う。
成績が上がらない人は作業に時間をかけていることが多い。

以上、
今日の話は終わった年の参考書をいつまでも未練たらしく使用しないこと。
知識は1年間勉強しているから、
現役時代と比較したら強くてニューゲーム状態かもしれないが、
勉強に対する姿勢、薬剤師国家試験に対する姿勢は
「はじめから」のつもりで臨むこと。
ではまた明日。

友達にシェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする