薬剤師国家試験では満点を目指すな

今日のブログは、
習うものや、本に書いてあること
それを取捨選択せずに全て同じ熱量で勉強しようとしている人は薬剤師国家試験に落ちるという話。

全ての範囲なんか暗記することなんてできるはずがない。
今までの定期テストではできていたかもしれないが、
それは範囲が狭いからこそであり、薬剤師国家試験は薬学部6年分の範囲である。
定期テストなんかとは比べ物にならないほど必要な知識が多い。
そんなことが出来るのは一部の天才だけであるのだ。

意外であるかもしれないが、
薬剤師だって世の中の薬を全て知ってるわけではない。
知らない薬があったらどうするか?
調べるのである。
調べて、自分の知識と照らし合わせて判断をする。

薬剤師国家試験の勉強でも同じようなことが必要になってくる。
薬剤師でも、現存する薬剤全ての知識がないのだから、薬剤師になるのにも全ての知識はいらないのである。

枝葉の知識を理解するために必要な、
本当に必要な幹となる知識。
これが毎年出題されている。それをまずは理解すること。
全範囲やるのは偉いことではない。
むしろ、悪いことである。
1番大事なことがわかっていないからこそ、全てを満遍なくやろうとする。
これを頭と心に叩き込んで勉強をすること。

先日、参考書を1ページ目から読もうとするのは悪手であるという話をした。
これも、大切なことがわかっていない。
あと自分の能力を過信している(全部を100%なんて無理に決まっている。)
参考:(1ページ目から始めるのではなく効率よく勉強しようという話)

今勉強している範囲は点数につながるのか?何点になるのか?
常に考えながら、勉強してほしい。
これは今後話すことであるが、点数感覚を持つこと。
情報の取捨選択が大切である。

ではまた明日。

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