薬剤師国家試験のボーナス問題

今日は病棟で、
入院中のネフローゼの患者に服薬指導を行った。
明日からステロイドパルス療法が始まるのである。
効果と起こりうる副作用の説明をして、
理解が得られた。

患者は年齢も若く、
理解度が高い。
ステロイドに関する変な思い込みもないようで、
スムーズに服薬指導は終わった。
そんな今日の仕事中に思い出したことがあるので、
ブログに書く。


治療にどの薬を使うかって問題が出て、
プレドニゾロンが選択肢にあったらそれ大抵正解である。

プレドニゾロンなど、
ステロイド薬の添付文書を読んだことがあるだろうか。
あらゆる科、
あらゆる病気に適応がある薬であり、
病院に就職すれば特に、
調剤する機会が多くなるだろう。

様々な治療のガイドラインにも記載されているので、
実際に、
第1選択でステロイドを使用することは多い。

ガイドラインに載っているくらいだから、
しっかりした根拠のある治療法であり、
そのため、
薬剤師国家試験に出題されやすく、
さらに、
前述した広い適応のため、
治療法が問われている場合、
大抵正解である。

そして、
作用も様々あるため、
明らかな誤りの文章で出題しづらい。

そのため、
治療法が問われてステロイドが選択肢にある場合は、
ボーナス問題になりやすいのである。

もちろんしっかり勉強するのも大切だが、
効率も大切である。
この知識だけで0.4点くらいとれるのではないだろうか。
かなりの確率でこの法則は当てはまってくると思う。
ぜひ活用してほしい。

ではまた明日。

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