前回はこちら。
その1(https://e-i-to.com/?p=108)
その2(https://e-i-to.com/?p=111)
その2の最後でこんなことを書いたのだった。
物理、化学、生物。
点数調整用。必須しか点数取る気なかったです。
少し極端に書きすぎた。
今回のブログは、薬剤師国家試験の勉強において
物理、化学、生物はとりあえず後回しにしようという話である。
それについての解説を今日は書く。
得意な人はもちろんいくらでも勉強してくれていい。
しかし
苦手なそこのあなた。(得意な人もこの話は役に立つ)
1000000時間勉強したところで物理は20点、化学も生物も20点ずつである。
ちなみに薬理は1000000時間やれば40点、
そして実務と生物も取れるようになるから実質40+アルファである。
物理に関しては薬剤からのアプローチもできる。
そのため、
薬剤の勉強も40+アルファである。
衛生は生物、化学とも紐付いている。
生物に関しては衛生の知識で解けるようにもなるが、
化学に関しては、
化学が出来る人の方が衛生の理解がしやすいと言った感じだろうか。
衛生をやれば化学の点が上がるというような直接的関連性は薄い。
今回の話のまとめ。
つまり、
衛生薬理薬剤には無限の可能性があるということである。
そして配点も高い。
というわけで僕は物理化学生物の勉強は最低限にし、
その分の勉強を全て薬理薬剤治療衛生にぶち込んだのだった。
ある種危険な賭けのような勉強方法であるが、
筋は悪くなかったのであろう。
232点で無事に合格を手にすることができた。
ここでいう最低限とは、
暗記すれば絶対一点が取れるような問題
必須問題向きな問題
に絞ってやっていたということである。
1年間時間があるならば、
物理化学生物から始めていくのも良いかもしれないが、
残された時間がない場合はコスパが良い教科から始めていくのが良い。
時間は有限である。
効率よく点数を上げるには、
取捨選択が大事である。
では、また明日。
今回書いた勉強法は、いわゆる正道ではない。
実際に僕は、簡単な問題以外の
物理、化学、生物の対策は、
最後の一カ月しかやらなかったのだった。
これは基本的にはギャンブルであることを心に留めておいてほしい。
真似するなら自己責任ではあるが、かなり効果的ではあると思う。