第104回薬剤師国家試験の難易度について思うこと。

おそらく今年は例年に比べ、
簡単である。
なぜなら今年は、
薬剤師国家試験に、
禁忌選択肢が初登場する年であるからだ。

どういうことか?
合格基準が変わる年は、
試験自体は易しくなっているのである。
(もちろん経験則。なぜなら事前に試験自体を見ることはできないから正しいかなんて誰にもわからない)

薬学部が
6年制になってからの最初の試験、
第97回薬剤師国家試験。
薬剤師国家試験の
合格基準が相対基準、
そして、
足切り不合格の基準が減った
第101回薬剤師国家試験。

どれも他の年に比べて
問題が易しいのをご存知であろうか。
第97回薬剤師国家試験と
第99回薬剤師国家試験。
そして
第100回薬剤師国家試験と
第101回薬剤師国家試験。
実際に解いて比べてみるといい。

というか、過去問は絶対にやらなければならないのでいずれわかる時が来るだろう。
もちろん1つ1つの問題には難易度の上下があるが、全体的にみてである。

2つ目の話。
必要以上に
周りは禁忌選択肢が始まる
と脅してくるため、
禁忌選択肢のことを怖がっている方が多いかもしれない。

しかし、
大丈夫である。
それについては心配は無用。

というか、
1年経って禁忌の選択肢を選んでしまうようであれば
どっちにしろ
薬剤師国家試験には落ちている。

拾える問題を取れない奴は
どの年の問題でも落ちてきた。

なので、
ちゃんと勉強をした前提であれば
気をつけるのはマークミスだけである。

繰り返すが、
第104回は簡単になるはずである。
安心して限界まで勉強してほしい。

ではまた明日。

(2019.12.05追記)

第105回薬剤師国家試験については、
間違いなく第104回薬剤師国家試験より難化するだろう。
ただ、やることは変わらない。
大多数の受験生が取れる問題を確実に取れるようにする。
ただ、それを繰り返していくだけである。

頑張ってほしい。

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