今日はど真ん中で薬剤師国家試験に合格する勉強法である。
勉強する際には点数感覚を意識しましょうと言う話。
ブログを書くことでみんなに教えたかった1番の話の一つである。
点数感覚とは何であろうか。僕の造語であるのだが、これが勉強する上で一番大事である。成績がいい人は意識しているか、無意識であるのかはわからないが、この点数感覚という奴が理解できている。
勉強するより大事なこの話をしていこう。
これは、今後勉強するときの確実な指針になるため迷った時は思い出すこと。
この話を理解して、継続して実践してくれれば、どんなに成績が悪くても、Fラン薬科大学でも、薬剤師国家試験に合格する力をつけることができる。
1日2点を目安に上げていこう。
あと国試までの日数は何日間だろうか?
考えてみよう。
で、毎日勉強するとして(これは当たり前です。いつのまにか勉強すること自体は習慣化するから案ずることはない!直前になれば猶更である。)
直近の模試の点数から1日2点ずつ毎日上げていったらどうなるだろうか?
ありえないような点数になるだろう。
345点を超える人もいるかもしれない。
1日2点を上げるとは言っても、もちろん天井はある。
超えるために才能が必要な成績の天井だ。
だが、その天井は240点後半くらいのところにあるから大丈夫。
別に240点以上取らなければならないテストではない。
才能がなくても問題を見る目さえ養えばあとは努力だけで天井ギリギリまで上がることができる。
そのため、今回紹介する方法で十分合格は可能なのだ。
もちろん、直近の模試から1日2点足していってそれでも足りない人は、1日3点上げる必要がある。
じゃあ何をもって2点とするのか?
1日に2点上げるために必要な考え方は、今勉強している範囲が過去10年に何回出題されているのかを意識しつつ勉強することである。
10年間に9回出題されている分野を勉強した時は0.9点だろうか。
そのような計算で、合計が2点以上になるように勉強をしていく。
ざっくりとした計算でいい。
それだけでもかなり問題を見る目が違ってくるはずだ。
点数を考えないで勉強している人にありがちなのは、参考書を1ページ目から読んで全てを暗記しようとしているパターン。
それよりも、毎年出題されている範囲から勉強した方が良いに決まっている。毎年出題されているのならばその範囲を理解できれば確実に1点が取れるのだから。
なぜ飽きもせず毎年出題されている範囲が薬剤師国家試験に存在するのかというと、それが薬剤師になる上で必須の知識であるからだ。
どうやって出題率を知るか?
点数感覚というやつがわかったら次はどうやって出題率を知るかであるが、これは各予備校の出版している参考書を使うか、授業を使おう。
今回は僕の使用教材が青本であるため青本の話となる。
青本には、最初の目次ページの後に、最近の薬剤師国家試験に何回出題されているかという分野別の出題率が載っている。
そこを有効活用するのだ。
他の参考書は未確認であるが、虹本もオレンジブックも同じような記述はあるはずである。
確認するべし。というかいずれ確認して比較記事を書く。
お勧めは授業で出題率を知ること。
なぜなら講師からの生の情報だからである。
予備校講師は各科目で会議を重ねて常に今年の薬剤師国家試験情報を新しい情報へアップデートをしている(はずだw)
だから再三書いていることだが、予備校の授業を受けている現役生、又は予備校生に守ってほしいのは、講師の話をよく聞くことである。
全員ではないだろうが、その分野の講義を始める前に出題率を伝えてくれる講師は多い。
それを大きく分野タイトルの上にメモしておくこと。もちろん目立つペンで。
復習時にも、復習している分野が何点分なのかがわかるようになる。
モチベーションにもつながるだろう。
講師に、絶対覚えることと言われた範囲は、それを覚えるだけで1点取れる可能性が高い。絶対に覚えること。
ページをパラパラとめくった時に一目瞭然になるよう、目立つペンで囲っておくのがよいだろう。とにかく強調する。
もちろん何度も復習すること。
とにかく毎年出ているところから勉強である。毎年出ているところだけでも範囲は膨大。かなりの時間を使うことは必至だ。
くだらない範囲を勉強しないこと。
僕は、10年間に4回しか出ていないようなところは、予備校や先生に
「今年は出そう」と言われるまで手を出さなかったと思う。
だってそこを必死に勉強したところで0.4点しか取れないし。
記録を付けることが大切
夜、数秒の時間をとってカレンダーに毎日、今日何点上がったかを書いていこう。2か月毎日続ければ勉強当初は150点より低かったとしても、200点台の実力を得ているはずである。毎日3点だった場合は2か月後には240点に到達である。
利点は、概算で自分がどれくらいの点数が取れるかが常にわかること。
次回の模試の際、解ける問題なのかそれとも絶対に解けない問題なのかがわかること
である。
今後何を勉強するかの指針を話した。
ぜひ参考にしてもらいたい。