なぜ復習が大切なのか

僕が再三授業の復習を勉強法として推すのには理由がある。
簡単な理由だ。
自主的な勉強よりも勉強回数が少なくて済むからだ。

ここまで勉強をしてきた方ならばわかるだろうが、知識や理解というものは、一度勉強しただけでは身につかないのである。
エビングハウスの忘却曲線というものをご存知だろうか。
覚えた知識は曲線を描いて消えていくという説である。
ちなみにこんな知識が薬剤師国家試験に出題されるはずはないのでざっくりと知ればよい。
覚えた知識というのは、
20分後には半分近くになり、1日後には7割近く、1週間後には7割以上を忘れるとのことだ。
消えていく知識を維持しようとするならば、時間をおいて復習することが必要となる。
要するにTDMである。負荷投与によって一度上がった血中濃度を継続投与によって維持して定常状態にもっていくようなイメージで復習をするのだ。
ここで僕の提唱する勉強法を考えてみよう。
・授業
・その日のうちに復習
・模試等試験直前2週間に今までの範囲を1周か2周ほど勉強する。
・どうしても覚えられない知識だけメモって休み時間はひたすらそれを見る。
薬剤師国家試験までこの繰り返し。
どうだろうか。僕の勉強法は理にかなっていると言えるだろう。
授業が入り口の勉強になっているから、自主的な勉強よりも勉強回数が少なくて済むというわけなのだ。
今日は、授業の復習推しをする理由を書いた。
ではまた明日。

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