化学+暗記+法規+時事問題の衛生が、薬剤師国家試験で一番難しい科目なのでは?1

今日は休日である。世の中は平日だが。
午前中は、薬剤師バイト募集の求人をダラダラ見ていた。この薬剤師国家試験に最速で受かる勉強法ブログも100記事を超え、次第にネタに困るようになってきたため、僕は休みの日になると薬剤師のアレコレを調べてネタを探すのだ。
「薬局、薬局、薬局、病院、薬局、あれ?なんだこれ?学校の非常勤講師?」
専門学校の非常勤講師の募集だ。なんだか面白そうである。やってみようか。
業務内容は、衛生の授業。
食品衛生、公衆衛生。
え、え、衛生…?悪い思い出が蘇る。
僕は何を隠そう1度目の薬剤師国家試験は衛生の理論問題で足切りにあっていたのだ。
あの頃は衛生科目の本質というのがまるで分かっていなかった。
ただの暗記科目だと思っていたのだ。
そんな体たらくだから衛生に裏切られたに違いない。
そんなことを考えたので、今日は衛生科目についてをブログに書こうと思う。

以前にも書いたが、薬剤師国家試験において衛生は非常に大切な科目である。衛生は345点中40点分ある。配点が高い科目は重要度が高い。足切りになっておいて言うのはなんであるが、8割程度取りたいところである。

で、衛生であるが、ただの暗記科目ではない。根底には化学がいる。
そのため、難しいのだ。
理解した上で暗記する必要がある。

例えば、薬物の解毒に関する機序。
重要な分野だ。
これは暗記半分理解半分である。
1から、毒性物質がどのような構造であるか。
代謝を受けてどのような構造になるか、というのを空で書けるように訓練する必要がある。

例えば油の酸化。
なぜ、魚の油は酸化しやすいか、構造から分かるだろうか。これにはラジカル反応が関わってくる。
そして酸化防止剤。なぜ、酸化を防げるのか?

理解した上で暗記をしないと容易にキャパシティオーバーになってしまうのだ。
卒業試験の時は僕は、衛生は得意なつもりでいた。教授が優しかったため、過去問とプラスアルファを勉強していれば高得点が取れるようになっていたからだ。

だが、本番で泣いた。
それは理解が足りていなかったから、応用できなかったためである。
僕と同じ失敗を繰り返さないで欲しい。

ではまた明日。

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