前世のカルマではないが、
薬剤師国家試験予備校での生活は、
前年にどれだけ頑張って薬剤師国家試験の点数をあげていたか
というのがQOLに大きく関わってくる。
予備校での成績の伸びが違うのだ。
スタートは決して横並びではない。
たとえ薬剤師国家試験に落ちてしまったとしても、
その年の頑張りは消えてなくならないということだ。
薬剤師国家試験が終わってから、再び勉強を始めるまで数ヶ月。
一度知識は忘れてしまうだろうが、完全に消えるわけではない。
授業やテストの中で眠れる力が再び目覚めてくるだろう。
人によっては強くてニューゲーム状態で、
予備校の中でカースト上位になる人もいるかもしれない。
あくまで予備校の中でではだが。
卒業試験で落ちてしまい、
そこから勉強をしなくなってしまった人たちよりも
薬剤師国家試験まで進み、
そこで落ちてしまった人の方が勉強量で一歩リードしていると言える。
もちろん卒業試験で落ちてしまった人も
次回合格するチャンスは十分にある
というか普通に合格するだろう。
なにせ薬剤師国家試験の専門家のもとでみっちり勉強するのである。
ただ、去年の蓄積が少ない分、努力量は増える。
注意して欲しいのは薬剤師国家試験予備校リピーターである。
予備校2年目以降の人。
授業の内容が様変わりしないため全力で受けない。
小テストもあまり内容が変わらないため慣れで高得点。
こんな人が多くいたがこれは良い蓄積ではない。
実際に成績が上がっているわけではないということを心に留めて欲しい。
普段の成績はめちゃくちゃ良いのに薬剤師国家試験模試ではいまいちな点数しか取れない人も見てきた。
2年目以降の人は、去年と同じことをしていたらまた同じことになると思った方が良い。