薬剤師国家試験では、漢方、生薬の勉強は最低限だけ。

「おめでとう!」
「やったな!これからわからないことあったら色々聞くから!」
周りの同僚や先輩から、口々に褒められる。
これは、飲み会中の場面。
先日漢方の認定薬剤師の資格を取ったことを飲み会で発表したのだ。
そう、これからは漢方に詳しい薬剤師として、自覚を持って生きていくぞ!と思いはしたが、飲み会中トイレに行く際に
「ちょっと、気血水のバランスが…」
と言ってトイレに行くくらいしか使えない。
基本的には意識がめちゃくちゃ低い僕であった。

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昨日は統計だったが、今日は漢方生薬の話である。
各予備校がゴロを用意している。
それだけを覚えること。
ゴロも無理やりつくったようなものが多く、覚えるのが相当難しいこともしばしば。
だから覚えやすいゴロを覚えよう。

生薬については、とにかく時間をかけないようにすること。
毎年2、3点分出るが、範囲が広いし、一対一で覚えなければならず、応用がきかない分野であるため時間をかけない方が良い。
必須問題で出題されるとかなり痛いが勉強したにせよ、しなかったにせよ、どうせほぼほぼ運の勝負になると思うのでそれは仕方ない。

漢方は実務で出題される可能性がある。
葛根湯や麻黄湯など、有名な漢方を覚えよう。それぞれ特徴があるので特徴的なところだけ覚えればいい。

漢方には興味がある人も居るだろう。
興味があるからといっても深追いは避けることが望ましい。合格点以上模試で取れるようになって初めて漢方、生薬には本気で取り組むくらいが丁度いい。

ではまた明日。

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