まずは卒業試験である

ご存知の通り、国家試験を受けるには卒業試験の合格が必要だ。卒業試験とは、文字通り卒業するために受ける試験で、誰でも合格できるわけではなく、もちろん合格しなければ卒業はできない。

薬科大学で卒業試験がない大学は存在しないのではないかと思う。
各大学は、薬剤師国家試験の合格率を調整する為、薬剤師国家試験をそもそも受けることができる人数を絞る。

成績下位者は卒業延期をさせ、大学の合格率計算式から外すのだ。
僕の通っていた大学は、薬剤師国家試験合格率が90%を超えていたが、毎年相当数の学生を卒業延期にしていたという裏事情がある。

僕の在籍していた学年では80人から90人近くが卒業延期していた(記憶が正しければ)
ちなみに1学年250人弱である。

6年生まで生き残ってきた猛者達を、約1/3切り落としているのだ。

上から2/3の人間しか薬剤師国家試験を受けさせないのだからそれは合格率が90%を越えるはずである。

卒業試験でふるいにかけられるため、実際の薬剤師国家試験に落ちるのは、合格できる力を持ってはいるが、本番に弱いタイプや直前で気を抜いてしまったごく少数だけということだ。

参考:卒業試験に落ちるとこうなる

前置きはこれぐらいにして、卒業試験合格のためのヒントを出そうと思う。

卒業試験は各々の大学で違うので何とも言えないが、
僕の母校に限って言えば、
(しかし、それは普遍的な方法であると思う。)

合格のコツは卒業試験のための勉強をすることであると思う。

この一文でピンと来ていただけただろうか?
一度よくこの意味を考えて欲しい。

詳しい解説はまた明日。

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