薬剤師国家試験の噂シリーズ2<国家試験の問題は数年分まとめて作っている>

国家試験のつくりかたの噂シリーズ。
前回はこちら
参考:(現六年生が実習中に存在していた薬までしか出題されない)


昨日の続きである。
結論から言うと、
昨日と全く同じで、
そんなに新しい薬にばかり注力しなくてよい、ということ。

これもどこかで聞いた噂。
国家試験の問題は数年分をまとめてつくっているという。
出どころはどこかの予備校である。
例によって、本当かどうかは確かめる術は全くない。

ただ、
薬剤師国家試験の出題員の先生は1年で交代することはないだろうから、
今年分の問題を作成したときに来年分のものも何となくつくるという人がいてもおかしくはない。

また詳しく書くと思うが、
薬剤師国家試験は過去問をもとに作られることが多い。
ド新規問題は明らかに正か、明らかに誤の問題でつくられ、
その後の年にちゃんとした問題として出されることが多い。
難しい問題というのは突然現れる訳ではなく、
それなりの文脈を経て必然的に現れるのだ。
何年か分をまとめてつくっているとしたらたしかに伏線の回収がしやすく、
出題者も楽であろう。

数年分をまとめてつくっているという噂が本当なら、
余計に新しい薬は勉強する必要がない。
自身の実習の時に新発売した薬は出ない可能性が高い。
それよりも、
過去問の、
5つの選択肢の中に出てきた新記述、その周辺を深めるべきであろう。

ではまた明日

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