合格点以上の実力を身につけたら

「まずは、縦に成績を上げて合格点を超えること。
 次にやることは点数の振り分け直し。
 横を伸ばして倒れないようにすること」
これは僕が尊敬している人に聞いた薬剤師国家試験の勉強法である。
僕は実際にこれを意識して勉強していた。

合格点以上の実力を得た、
と自分の中で感じたら次は苦手科目をつぶすことに注力すること。

合格点以上の実力が自分にあるかどうかなんてわからないだろうが、
冷静に考えてみてほしい。

僕の場合は、
母校の卒業試験が薬剤師国家試験と同じ形式の問題であったため、
卒業試験をパスすれば薬剤師国家試験で合格点を取る実力を得ているとみなすことができた。
現役生ならば、
12月の薬剤師国家試験で200点以上取っていればおそらく本番で225点以上の実力はあるだろうか。
完全に目安だけど。
浪人生は、
薬剤師国家試験模試ではちゃんと225点以上の成績を取ること。

この時期にもう一度やるべきこと

ここでもう一度点数振りを考えるべきである。
このブログを読んでくれている人ならば、
勉強初期に自分の各科目の目標点数をつくっただろう。
まずは何点を取って合格するか考える
勉強初期にたてた目標にだいたい近づいているだろうか。
実際の模試の点数と照らし合わせてみよう。
総得点を考えてみると、苦手科目がきっと足を引っ張っているはずだ。
そろそろ得意科目の成績をこれ以上伸ばそうとするより、
苦手科目を潰したほうがコスパが良くなっているはずだ。
勉強初期には、得意科目や、配点が多い科目を勉強していたほうが点数が伸びただろうが、逆転現象が起きる。
ここでやっと苦手科目に本気で取り掛かるのである。

苦手科目の立ち位置

苦手科目は、総得点の底上げと保険のために使うのがよい。
薬理は絶対に9割取るべきだが、
現実必ずしも9割取れるかはわからない。
そのための保険ということだ。
余談だが、配点40点の科目はそもそも苦手科目にしてはならない。
いくら苦手でも最低6割5分以上は取らなければならない。

今が苦手科目を潰すのに最適

1月の後半に薬学予備校の薬剤師国家試験模試があるだろう。
逆算して模試2週間前からは模試前ルーティンに入るとして、
今から模試2週間前までが苦手科目を潰す最後のチャンスなのである。
苦手科目の克服については依然話した
とにかく頭に入ってきやすいところから、
そしてコスパがいいところから勉強していくべきである。

最後に

この通り勉強しようと思ったのだが、
僕にとっては机上の空論であった。
結局勉強自体をさぼってしまい、僕は薬剤師国家試験に落ちた。
同じ轍を踏まないよう頑張ってほしい。
ではまた明日。

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