勉強しすぎで体調を崩した話

今日は思い出話。
現役時代、薬剤師国家試験対策授業に僕は全てを賭けていた。
授業中は講師の言葉を一言も漏らさず聞き、
休み時間には睡眠とトイレのみ。
授業が終わると一旦帰宅し、
仮眠をとってから今度は深夜までファミレスでその日の復習+αを行う。
その生活を毎日。

今考えてみると、ほぼ一日中着席しているのである。
そんな生活で何にも起こらないはずがなく…。

2か月ほどで体に違和感が訪れた。
しかもトイレ中。
しみるというかなんだろう。
普段と違う。

怖くなって休みの日を狙って病院に行ったが、
恥ずかしいのでわざわざ家から遠い泌尿器科にかかった。
結局尿検査等をしてその日はすぐに帰されて、
結果を一週間待つ羽目に。

これ読んでいる人はまだ若いだろうからわからないかもしれないけど、
健康上の悩みがあると他の物事が全く手につかなくなる。
自殺の原因の順位の上のほうに健康問題がきているのもわかるわ
と当時思ったものだ。
なんだか嫌な想像をしていつも通りの集中力を発揮できないまま検査結果を確認しに行く日となった。

結局、
座りすぎとストレスにより膀胱炎になっているという診断をされた。
一応性病検査を全体的にした。心当たりなかったけど。
もちろん陰性。
不幸なことに、
処方されたのはセルニルトンという薬。
薬剤師国家試験には確実に出題されない薬である。勉強にもならない一件だった。
治療分野の暗記の裏技

友人には、座りすぎて血尿が出たという人もいた。
鬱っぽくなってSSRIを処方された人もいた。
頭悪くなるからとか言って彼は薬は飲んでなかったけど(彼個人の意見です。治療はちゃんとしましょう。)

スピリチュアルの世界では、
自分がレベルアップする直前というのは健康を害したり、
交友関係が変わったりと自分にとって嫌なことがたくさん起きるらしい。
スピリチュアル信望者ではないが、
あの日々はまさしくそれで言うレベルアップのための試練であった。
このブログを読んでくれている皆さんも体調を崩してしまった方も多いだろう。
それでも耐え抜いて勉強をすることで薬剤師にたどり着ける。
頑張ってほしい。
ではまた明日。

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