薬剤師国家試験の成績の切れ目は授業の切れ目だった

昨日の記事は、特別な日にも努力をしようという記事だった。
皆が休む時こそ勉強を

これは、
途中で努力をやめてしまった僕の失敗からのメッセージであったわけだが、
僕が勉強を途中でやめてしまったのに思いを馳せてみると、
そこにはいくつか理由があった。

・卒業試験に合格したことで気を抜いてしまった
・学校での授業がなくなった
・一緒に毎日勉強をしていた友達が体調を崩し退場した(実家に帰った)

以上3点である。
どれも僕にとっては致命的なことだが、
特筆すべきは、
2点目の、学校での授業がなくなったことである。

卒業試験の後は、
学校の教授の授業も、
予備校講師の授業もなくなり、
2月の前半の直前講座までは空白の時間ができていたのだった。

僕の勉強スタイルは、
授業を死ぬ気で受けてその復習を夜に行うというものだったため、
授業がなくなってしまったことが大きな緩みにつながったのだろう。
そして致命的なことになった…

もし同じ状況になったら

このブログ推奨の勉強法の要は授業の復習である。
授業の復習を毎日続け、授業が終了した試験の直前期間は全体の復習をする。

このブログをもし継続して読んでくれていて、その通りに勉強している人がいたら、授業が終わってしまうと僕のように緩んでしまう人がいるかもしれない。
そんな人への処方箋を書こうと思う。

もし自分が当時に戻ってやり直すのならば、予備校の授業を無理やりにでも入れる。
具体的には日曜講座に申し込む。

単純だが、週1回でも授業があれば気持ちが締まってくるし、復習もできる。
今、ネットで調べたら年末講座というものもあった。ど真ん中の講座である。
こういう講座に申し込んで、モチベーションを保ったらいい。
当時の僕は、
学校での薬剤師国家試験対策予備校の授業が充実していたため、
無課金合格にこだわっていたが、
今考えるとくだらない。
落ちてしまったのでは何の意味もない。
ちなみに週5で授業が入っている期間に日曜講座を入れるとあっという間に脳のキャパシティを超えるのでそれは避けたほうが良い。

友達にモチベーションを保ってもらうのも有効

あとは、
ストレスで体調を崩し実家に帰ってしまった友人の実家に上がり込んで住み込みで勉強するのもありだったかもしれない。
僕の場合は、自分の家でないと熟睡できないため、
体調的にはギャンブルだったろうが、彼は実家でも勉強を続けていたようだし、
きっと僕も勉強を持続できただろう。
友人の親御さんにはかなりの迷惑にはなるだろうけど、
歓迎してもらえたはずである。

最後に

昔を振り返って色々言い訳じみたことを書いたが、
結局僕は覚悟とか決意だとかそういったものが足りなかったから、
詰めが甘くなってしまったのだろう。
ただ、
モチベーションに左右されないような勉強の仕組み作りも大切である。
考えて年末年始を過ごしてほしい。
ではまた明日。

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