薬剤師国家試験に出題される分子標的薬の副作用は?

今日は、薬剤師国家試験頻出の分子標的薬についての話。
分子標的薬の副作用である。
薬剤師国家試験で使える豆知識シリーズと題うとうと思ったが、
点数につながるかは微妙な知識だなと思ったので辞めた。

分子標的薬の副作用は、

〜ニブが、心不全などの循環器系、ショックとかアレルギー様症状
〜マブが、ショックとかアレルギー様症状
と、現役時代覚えていた。

青本と、
あと何かの参考書を見て、
だいたいこの様な感じで記載があったので、
これでいけるだろうと考えて使っていた知識である。
さすがにブログに使うのは微妙だったので調べた。
まあ当然、
アレルギーやショック、インフュージョンリアクションの副作用はどれもあるだろうから、
今回は心毒性について調べた。

参考文献:
分子標的薬による心血管障害 室原豊明
心臓Vol.49 No.8

これによると、
〜二ブだろうが、〜マブだろうが、
循環器系の副作用はあるようだ。

分子標的薬の共通の副作用として覚えておくとよいと思う。

ついでに言うと、
参考文献を見るとサリドマイドだとか、
レナリドミドといった抗がん剤に加え、
カルフィルゾミブ(プロテアソーム阻害剤のボルテゾミブの友達的な薬)もそういった副作用があるようである。
あとは、心臓への副作用で忘れてはならないのはアントラサイクリン系の薬剤。

とっちらかった話になったが、分子標的薬の代表的副作用として循環器系があることは覚えておこう。

ではまた明日

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