偉人の名言から学ぶ薬剤師国家試験の勉強

「問題文てみんなその場で考えてると思ってた。
テンプレがあって、それを練習すると、テンプレを使って解けるようになるってことが肌身で全くわかんなくて、それを毎回突破しようと頑張ってて、中学の時は突破できてたんだけど、高校になって全然突破できなくなったんですよね。
なんでだろうなーと思ってたんだけど、大学の先生がそもそもそれを組み合わせることで入試問題つくってるからね、おれもそうだし。
そういうようなことを、高校時代のおれにちゃんと説明したい。
ちゃんと説明したいで、それはどこから問題が出題されるかというと、教科書なんだよね。
高校の時の教科書から出題しているんだから、教科書は読んでおいたほうがいいよね。」
世代別「学びをアップデートせよ」2018年3月7日のトークより書き起こし。

偉人は落合陽一先生である。
上記文章は大学受験について語ったトークの書き起こしである。
一言一句書き起こせているかというとちょっと微妙だが。
今日の話は、薬剤師国家試験も同じだよっていう話である。

この最後の文章の、
教科書を読もうっていう主張は、僕は6年間全然真面目に授業を受けてこなかったタイプの人間だから何とも言えない。
まあたしかに真面目に教科書読んで六年間しっかり勉強してきた人たちには楽勝かもねって感じである。
すでに一周した知識の繰り返しであるから、
暗記も理解も頭に入りやすいかもしれない。

教科書を参考書と置き換えるなら、
完全に同意である。
教科書の内容を組み合わせて作るのがテストであるならば、
テストの内容を集積させて作るのが参考書であるから、順序が逆ではあるのだけれど。
だから、
教科書(参考書)を読んでおいたほうがいいよねって話も頷ける。
実際に僕は、
浪人時代の自己学習は青本を読むだけだった。
ずっと青本を読んで過ごした。
読むときは欄外もちゃんと読むこと。
薬剤師国家試験の参考書は欄外も読むこと

そして、
テンプレがあってそれを解いていくと、問題も解けるようになるっていうのはその通りだと思う。
ここでいうテンプレとは、過去問だと僕は解釈している。
解き方とか公式っていう見方もできるけど。
薬剤師国家試験はまさしく過去問の集積でできている。

A+B=C
という知識があったとして、
今年はA+B=?が問われるとする。

次の機会でこの知識が問われるとしたら

A+?=C
とか
A?B=C
とか、そもそもAとは何か?

といった問題になっていくだろう。
具体例を出したいが、パッと思いつかないので思いついたら追記することにする。

そもそも、
A+B=Cという問題を解かないで、
その下の問題を解くのはかなり難しいだろう。
だから、過去問勉強が必要なのである。

抽象的なことばかり語っているが、
この文章で、過去問を解く理由や、
参考書を読む理由が府落ちしてくれれば幸いである。

ではまた明日。

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