人に信用される人間になることが大切である。人に信用される人間とは?

え!?
なにこれ!?こんなんじゃ出せないじゃん!!
私もう教えないよ!!!

調剤室に怒号が響き渡った。僕が、ド新人だった頃である。
研修中の身であった僕は、ヤバい精神をもつ悪の薬剤師について習うことになり、今日もまた監査台の前で怒られているのである。

苦労して薬剤師になって、こんな奴に怒られなきゃならんのか…
苦虫をかみしめたような表情になっていたことだろう。


さっきのは過去の記憶だ。
今となってはこんなやつに怒られることもなくなり、
仮に怒られたとしても完全にスルーができる。

冒頭であんな話をしておいていうのは何だが、
僕の職場は同期も先輩も、よい人が非常に多い。
休みや、給料や、労働時間には満足していないが、
人間関係においてはかなり満足している。

だが、どこの職場にもやばい奴は一人はいて、
全力でみんなのモチベーションを奪ってくるのだ。

今日もずっと色々な細かいことに文句を言っていた。
聞いているのもなかなかうんざりしてしまうものである。

で、当たり前だが、そういう人からはどんどん人が離れていく。
そしてそのうち孤独になるのだ。
職場では同僚なので会話するが、プライベートでも奴に会いたいだなんて一切思わない。

――――

この話の教訓は、
周りに人が集まるような態度をとろうねってことである。

具体的には、

やる気ないとか言わない。
愚痴をなるべく減らす。
自分の知識は惜しみなく相手に渡す。

である。

やる気ないとか言わないとか。
愚痴をなるべく減らすっていうのを意識することはとても大事だと思う。
特殊な環境下にいきなり放り込まれて、
不安だし辛いだろう。

だが、文句言っても仕方ない、
やるしかない。
自分が薬剤師国家試験に本当に受かりたいなら。
愚痴とか言うくらいなら少しでも覚えた方が現実的である。
で、愚痴とかは自分だけじゃなくて一瞬に勉強している友達のモチベーションも下がる。
そういうやつと勉強する気ってだんだん失せてくる。
自分のモチベーション下げてくるやつとは勉強したくないもん。
前向きじゃないといけない。
遠大な計画を立てて、前向きに進んでいくことができるか。

やっぱり、どんなに仲良い友達でも、
いや、だからこそ相手の特になりたいし、特にしたい。
だからまずは自分が与える側になるのが大切、
対等な関係で、
お互いギブアンドテイクができる関係じゃないとずっと一緒に勉強していくのは大変だ。

で、敵は薬剤師国家試験である。
友達じゃない。
人と比べて嫉妬して、
自分の知識を言わなかったりする人いるけど、それはどうかな。
お互い損している。
人に教えることによって知識は定着するし、
友達だったら何回でもわからないところは掘り下げることができる。

辛い毎日であるが、一緒に勉強したくなる人を目指して欲しい。
ではまた明日。

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